やる気
”心” と ”気持ち” が中途半端であると、物事は上手くいかないものだと思う。
逆に言うと、多少難題でも ”やる気” でクリア出来るところがあるのではないだろうか。
「それで出来たと思うな」「満足するのは早すぎる」
否定されるところから始まる、と教えられた”ミートヘッド(Meat Head)”=体育会系の私。
I 先生によく言われて記憶に残っているのが、
「指示されたことに対して ”嫌な顔” をするな!」である。
練習中に少しでも
「え・・・」と嫌そうな顔をすると、それだけで怒られ、練習量が倍になったりした。
何事も ”やる気” が全てだということを教えられたのだ。
日本語学習に増々意欲を出し、やる気満々のジェフ。
プログラムに沿って学習し始めてから、会話力の質が変わってきた。
文法の理解も深まり、ボキャブラリーもかなり増えて、まさにメキメキと力を付けている。
昨日の電話で
「明日の日曜日は何してる?日本語の練習をしたいんだけど・・・」
こんな風に言ってくれると、教えている方も嬉しいし、教えることが楽しくなる。
ムキをアルバイト先にドロップして、7時半からジェフとコーヒー&日本語学習!
日曜日の朝7時半から勉強したがる58歳のOZ人はジェフくらいではないだろうか・・・(笑!)
彼は日本語をだいぶ話せるようになっている。
私の英語よりも、ジェフの日本語の方が上手になる日は近い?という勢いだ。
「日本語がどんどん上手くなるから、そのうち通訳などいらなくなってしまうね?」
と言うと
「そんなことあるわけがない」
と相手にしない振りをしてくれる、優しいボスである。
平常心
高校卒業の時にこの言葉をいただいた。
「平常心を忘れるな」
私に個人的に贈られた言葉のように記憶している。
淡々としなければいけないことをこなす、非常事態では大切なことである。
今でも自分に欠けている部分だ。
何か起こると火事場の馬鹿力で解決していくタイプの私。
確かに勢いはすこい。奇跡を呼び寄せられるような力でもある(自負しているだけ)が、欠点でもある。
感情的になる部分を抑えられなければいけない。
後ろを向くことなく、よそ見をすることなく、まっすぐ目標に向かって突き進む。
冷静になること、そして雑音に耳を傾ける必要はない。
自分にとっての今年の大きな目標である。
壊滅的な被害を受けた東北地方。
知り合いのブログを読んで共感。http://ichitr.blog32.fc2.com/
「どうか、力強く生きて下さい。」と祈りながら、私も日常の生活を精一杯している。
罪悪感を感じたり、不謹慎と思ったりせずに、明るく前を向いて生きていくべきなのだな、と思う。
皆がそういう気持ちでいれば、日本の力となり得ると信じてよいのではないか。
一歩づつ確実に踏みしめて。
Ironman-NZ
今日はNZでアイアンマンの大会へ出場。
彼は28歳。この年齢グループはかなりの激戦ではあると思う。今回はどうなるだろうか。
私の恩師、I 先生が初めてハワイへ行ったのはいくつの時だったかな。確か24とか25歳とかそれくらいだったはずだ。今考えると本当に I 先生はすごい人だった。
女子には甘いところのある I 先生だったけど、男子には厳しかった。
「”一生懸命やってます”なんて軽々しく口にするな」
「おまえ、本当に一生、命を懸けるくらい頑張ってるのか?」
「”真剣”っていうのは負けたら刺されるっていうことだ」
I 先生に男子が叱られているのを聞いたことが、すご~く記憶に残っている。
言葉に込められた想いというのを、私は今でも大切に出来ているのだろうか。