外閉鎖筋の威力
昨日、ジェフが学んでいる内容をチェックしたが、
混乱している箇所がずいぶんあるな・・・と感じた。
まだ、これから長い道のりである。
さて、去年のTAFEのDiplomaコースで、ジェフのクラスの2年生だったToni.
年齢は40代の半ば。
調子が悪いところが出てくると、私の治療室を訪ねてくれる。
股関節に関節炎の症状が出ていたり、腰椎にすべり症があったりと
いろいろと問題のある彼女。
今日、久しぶりに私のところを訪れて、中殿筋、腸頸靭帯、足底筋膜を診て欲しいという希望。
ランニングとウォーキングで足が痛いのと、左大腿の前部に痛みが出ている。
股関節の内旋をチェック。かなりの制限が存在する。
関節炎も影響していることだろう。
大腿骨頭を背側へ押してみると内旋が改善された。
外閉鎖筋の短さによって大腿骨頭が前へ押し出されている可能性がある。
そこで外閉鎖筋リリースを行ってみると・・・
おー、やはり股関節の内旋も改善されたし、大腿前部の痛みも和らいだ。
股関節の内旋に制限がある時は、
大腿骨頭がどの方向へずれているのか考えて
どこへアプローチすればいいか決めるのがよい・・・
というがジェフの教えである。