Onsen Techniques® Volume 3 in Kingscliff 1日目
頸椎・胸椎の歪みを評価し、マッスルエナジー・テクニックを使用して施術していく方法を学ぶ。
内在筋のほんの少しの収縮(ホールド&リラックス・ストレッチング)を利用して、
骨格・関節の歪みを矯正しようとするもの。
ソフトな手技なので、患者さんが痛みを感じることも最小限に押さえられる。
そして、ボキッと強い力を加えることがないので恐怖感を感じないで済む。

今回は今までと教え方のオーダーを変えて、
頸椎のタイプ2障害(Onsen Techniues®の繊細さが最も力を発揮する部分であると、私は思う。)
細かく練習が必要な部分にフォーカスを当てることにする。
1日目の今日は、OA関節とAA関節。それから頸椎3番から5番までのタイプ2障害。
OA関節の評価・施術では環椎の横突起を触知する。

こんな感じ。

スケルトンで練習。

AA関節の施術は軸椎の棘突起を触知する。

実際の首だとこのあたり。

AA関節の機能不全は実はタイプ1障害である。後頭下筋の緊張からくる、そのリリースが必要。

AA関節の施術の練習の後は、その下へ続く頸椎の歪みを評価。

頸椎の評価は腰椎や骨盤の評価の時とは違い、かなり感覚に頼る部分が大きい。
私もこの「感覚」を身につけるまでにはかなりの時間がかかった。
「練習あるのみ」である。
明日はタイプ2障害を語る上で重要な移行部の評価と施術。
腰椎から胸椎へ。胸椎から頸椎へ。カーブの方向が変化するこの部分。
椎間関節が他の部分よりも薄く、障害を起こしやすい箇所である。
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