母が旅立って
命日は5月24日でした。
私は前の週にゴールドコーストへ戻ってきていたので、
「2週間後の金曜日にまた来るからね!」
と話して別れたのが最後でした。
5月24日の早朝に兄が咳き込む母の面倒をみて、
落ち着いて眠っていた間に、兄の横で旅立っていったのだそうです。
とても平穏な最期だったようです。
ガンがリンパ節を通って肺まで転移していたので、最期に苦しまなくて本当に良かったです。
5月12日から14日には4人で上高地へ旅行しました。
訪問診療のK先生はかなり心配されていましたが、
母の「行きたい」という言葉に、必死に段取りを整えようとする私たちに
両目ともつむって協力して下さいました。

兄の穂高はこの穂高連峰から名付けられ、私の名前は梓川から取って梓と命名されたわけです。

母はキリスト教・聖公会の信者だったため、葬儀は教会で行われました。
たくさんの方々が来て下さいました。
激動の時代を懸命に生きた母の人生を祝い、
大好きだったピンクのバラと皆さんの愛で包んで
祈りを込めて天国へ送り出しました。
私はジェフと明日から来日セミナーへ出かけます。
このツアーを始めたのは2008年でした。
あの時、一番応援してくれたのが母です。
忙しいのにわざわざ大阪まで来てくれたり、
東京では居酒屋へ連れて行ってくれたりしました。
ヘマばかりする私のちょっとしたいいところを見つけては、
褒めたたえ、自信をもたせてくれました。
きっと、今ごろ「しっかりやっておいでね!」
と言ってくれているに違いありません。
前例にないことにも挑戦する「勇気」、
何事にも立ち向かう「ガッツ」、
そして困難に打ちあたっても決してただでは起きない「知恵」、
型破りで、豪快に人生を突き進んで来た母から学んだことを忘れず
明日からは、母の言葉や想いを感じながら、
気持ち新たに頑張りたいと思います。
天国から見守っていてね!

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