6ヶ月
ICUで10日間過ごして出てきた頃を思い起こせば、
アップ&ダウンはあったものの、本当によくここまでリカバーして来られたと思う。
保険会社からの指示で、今までの仕事はティーチングを中心にしてきた。
最初はのどの声帯の一部が損傷していることが懸念されたが、
今では1日クラスで話すこともそれほど苦にはならなくなった。
そして、2週間ほど前から週に2~3日クリニックにも入るようになり、
短い時間ではあるが、ジェフが患者さんの評価を行い、
現在のコースの2年生の一人であるブライアンが、
ジェフの指示の元で施術していくという方法を取っている。
今朝も二人でコーヒーを飲みながら日本語の勉強をしていると、
サーフィンで足をくじいた患者さんがクリニックを訪れた。
私は20分後にブッキングが入っていたので、ジェフが診ることに。
ジェフの部屋へ久しぶりに一緒に入って、足首を評価していくのを見せてもらった。
手際よく評価し、適切に施術を進めていく。
患者さんに説明しているジェフの目を見ていた時、
ジェフの治療室に
光が
風が
エネルギーが
戻って来たぞ、と感じた瞬間だった。
身体だけではなく
心が
気持ちが
関心が
クリニックへ向けられていると感じることが出来、
ブラッド、ポーラと共に喜んだ、嬉しい日だった。
私たち3人は
「ジェフが戻ってくるまで、クリニックを守り、運営していくのだ」
という気持ちで力を合わせて、頑張ってきた。
まだ、事故によるケガのリハビリは続いている。
精神的にも、肉体的にも消耗する部分は残っているが、
私たち3人よりも、一番嬉しそうなのはジェフ自身で、
表情に輝きが戻って来たように思う。
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